ラジオNIKKEI賞を予想する前に覚えておきたい4つの傾向
1 前走で500万を勝った2勝馬が中心
2 菊花賞好走血統に注目
3 中山の非根幹距離実績を重視
4 芝とダートをともに好走した経験はプラス
1 前走で500万を勝った2勝馬が中心
2007年1着 ロックドゥカンブ(2人気)
2006年2着 ソングオブウインド(2人気)
2006年3着 ステラマドリード(12人気)
2006年からレース名称変更とともにハンデ戦になったラジオNIKKEI賞だが、この変更には秋に向けて新勢力を補充しようというJRAの思惑があるように思われる。
実際、ハンデ戦になってからのラジオNIKKEI賞は、ソングオブウインドやロックドゥカンブなどの菊花賞好走馬を輩出しているので、この変更は功を奏していると言える。
ハンデ戦となってからのラジオNIKKEI賞は、かつて「残念ダービー」と呼ばれた頃の面影は無く、前走で条件戦を勝ち上がったばかりの馬が活躍している。
2勝馬は53~54キロの軽ハンデで出走できるのに対し、実績馬は56~57キロのハンデを背負わされるので伸び切れない。
特に好成績なのが、前走で2000の500万条件を勝ち上がった馬。
このタイプに該当する馬はハンデ戦移行後で3頭しかいないのだが、いずれも3着以内に好走している(上記)。
ただし、前走が1000万勝ちだとハンデが56キロ前後になってしまうため、人気に支持されるものの期待値は低い。
2 菊花賞好走血統に注目
2007年1着 ロックドゥカンブ(父レッドランサム)
2007年2着 スクリーンヒーロー(父グラスワンダー)
2006年2着 ソングオブウインド(父エルコンドルパサー)
2005年1着 コンラッド(父ダンスインザダーク)
前項で登場したソングオブウインドやロックドゥカンブは実際に菊花賞で活躍しているが、他にもカッツミーの父サッカーボーイやコンラッドの父ダンスインザダークなど、菊花賞血統には注意が必要になる。
また、菊花賞といえばロベルトだが、2007年はロベルト系のワンツーで決まっている。
ラジオNIKKEI賞は上がりのかかる競馬になるので、バテずに伸びてくるスタミナを重視したい。
3 中山の非根幹距離実績を重視
2007年1着 ロックドゥカンブ(セントライト記念1着)
2007年2着 スクリーンヒーロー(スプリングS5着・セントライト記念3着)
2006年1着 タマモサポート(スプリングS4着)
2005年1着 コンラッド(セントライト記念1着)
2004年2着 カンパニー(ベンジャミンS1着)
2003年1着 ヴィータローザ(セントライト記念1着)
ラジオNIKKEI賞の好走馬はセントライト記念でも好走することが多い。
また、スプリングSを4~5着に好走していた馬も、ラジオNIKKEI賞と相性が良い。
これはスプリングSやセントライト記念がラジオNIKKEI賞と同じ小回りの非根幹距離重賞だということに由来するのだろう。
また、有馬記念に滅法強いロベルト系が好走するのも、その辺りに起因するのかもしれない。
中山1800や中山2200で実績を残しているタイプには注意が必要である。
4 芝とダートをともに好走した経験はプラス
2007年2着 スクリーンヒーロー(ダート6戦経験)
2006年2着 ソングオブウインド(ダート5戦経験)
もともと小回り1800はダートと関わりの深いコースと言えるが、ラジオNIKKEI賞もダート経験はプラスになる。
これは芝適性はあるもののスピードや斬れが足りないために、2歳の短距離戦で苦戦していた馬が、ダートに活路を求めることが多いからだろう。
こういうタイプは、3歳戦が進んでスタミナも問われる形になってくると、芝でも通用するようになる。
ラジオNIKKEI賞は先行力とスタミナが問われるタフなレースなので、こうしたスピードに不安のあるダート経験馬こそジャストフィットする可能性が高い。
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