1 過去のエリザベス女王杯連対歴を重視
フサイチパンドラ 2007年2着・2006年1着
スイープトウショウ 2007年3着・2006年2着・2005年1着
オースミハルカ 2005年2着・2004年2着
アドマイヤグルーヴ 2005年3着・2004年1着・2003年1着
過去5年のエリザベス女王杯で、同じ馬が何度も3着以内に入っているように、典型的なリピーターレース。
特に2007年に至っては、勝ったダイワスカーレットを除き、前年の1~3着馬がそのまま2~4着にスライドしている。
過去にエリザベス女王杯で好走した実績のある馬が出走してきた際は、その好走歴を素直に評価したい。
2 3歳馬は秋華賞好走馬から
2007年1人気1着 ダイワスカーレット(秋華賞1着)
2006年7人気1着 フサイチパンドラ(秋華賞3着)
2003年2人気1着 アドマイヤグルーヴ(秋華賞2着)
2003年1人気2着 スティルインラヴ(秋華賞1着)
3歳馬の狙いは秋華賞の好走馬。
ただし、秋華賞優勝馬は不安定で、2005年エアメサイアや2004年スイープトウショウのように、人気に支持されながら凡走するケースも目立つ。
2004年に人気を裏切ったスイープトウショウが、翌年以降好走していることを考えると、これは適性の問題というより、ローテーションの問題だと思われる。
特に秋華賞を0.1秒差以内の接戦で勝ったタイプは危険なので、過度の信頼は禁物と言える。
一方で、秋華賞2~3着からエリザベス女王杯に臨んだ馬は、いずれも人気より着順を上げていて、2006年フサイチパンドラのように穴も開くので、積極的に狙ってみると面白い。
3 古馬は近走で牡馬と対戦した経験を重視
2007年2着 フサイチパンドラ(2走前札幌記念1着)
2006年2着 スイープトウショウ(2走前京都大賞典1着)
2005年1着 スイープトウショウ(3走前宝塚記念1着)
2004年1着 アドマイヤグルーヴ(前走天皇賞(秋)3着)
古馬の場合は牡馬との対戦実績が重要。
牡馬混合重賞で優勝した経験があるとベストだが、別定重賞で3着以内に入った実績があれば及第点だろう。
一方で、小倉記念や新潟記念などハンデ重賞の好走歴はあまり参考にならず、むしろ夏場から使い詰めで来ていると、調子のピークを過ぎている可能性もある。
ただし、同じ夏場を使われた馬でも、洋芝の札幌で好走したタイプはエリザベス女王杯と相性がよく、クイーンSや札幌記念で結果を残している馬は無視できない。
4 持続系のヨーロピアンが中心
2006年2着・2005年1着 スイープトウショウ(母父ダンシングブレーヴ)
2005年2着・2004年2着 オースミハルカ(父フサイチコンコルド)
2004年3着 エルノヴァ(母父サドラーズウェルズ)
2003年3着 タイガーテイル(フランス馬)
非根幹距離のG1らしく、血統的には持続系のヨーロピアンが強い。
2005年・2004年と連続2着したオースミハルカの父フサイチコンコルドなど、非根幹距離重賞の象徴的存在。
2004年の3着馬エルノヴァも、父サンデーサイレンスとはいえ、母父サドラーズウェルズは相当珍しい。
また、2003年3着のフランス馬タイガーテイルなどまさしくヨーロピアンの典型で、安田記念とジャパンカップ以外の国際重賞で馬券に絡んだ貴重な例である。
札幌で好走した馬がエリザベス女王杯で結果を出すのも、こうした持続系ヨーロピアンが走るということと、密接に結びついているはずである。
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