今週は京都牝馬Sが難解なので、東京新聞杯を予想。
昨年がらりと傾向が変わってハイペースの持続戦になったようだが、今年は極端な不良馬場でそのあたりはどうでもよくなりそうな印象。
◎はサイレントプライド。
ここ2戦は差し馬有利の流れになったので、それほど気にする敗戦でもなく、今回は先行馬の延長。
富士Sを勝っているように、広い東京を先行する形も得意。
そして、何より重馬場のフレンチデピュティ。
重馬場で負けたのは2007年のエプソムCだけで、そのエプソムCで前にいたのは、同じくフレンチデピュティのエイシンデピュティとブライトトゥモロー。
何かと好条件が揃った上での4人気は美味しい。
△1番手はローレルゲレイロ。
昨年の勝ち馬なので、東京新聞杯との相性は言うまでもなく、稍重のNHKマイルCで連対しているように重馬場も上手い。
切れ勝負になると脆いが、今年の馬場で切れ勝負の可能性はないだろう。
人気や重の巧拙の関係でサイレントプライド方を評価したが、斤量や枠を重視すれば逆転もある。
△2番手はリキッドノーツ。
昨年の2着馬なので相性も悪くないのだろうが、それより重馬場の巧さを評価。
馬場が悪すぎて能力とかどうでもよくなり、重の巧拙だけで着順が決まるようなら面白い。
△3番手はタマモサポート。
昨年の3着馬で適性もあるし、リズムは今年の方がはるかに良い。
重馬場のラジオNIKKEI賞を完勝しているように、重も巧い。
ただし、1人気で狙うようなタイプの馬でもないので、この評価。
最後にマルカシェンク。
一昨年までの東京新聞杯なら、この馬が適性的にベスト。
切れで勝負するタイプなので重馬場は良くないだろうが、馬群がばらけて捌きやすくなるのは歓迎。
2006年鳴尾記念や2008年ニューイヤーSのように、いざとなれば逃げる手も使える。
実績的にはかなり上位にいるタイプだと思うが、それで現在5人気なら、人気的な妙味もまずまず。
- 次の記事: 2009年ダイヤモンドS予想
- 前の記事: 2009年AJCC予想