第57回日経新春杯(2010年)予想
◎トップカミング
△サンライズマックス
△メイショウベルーガ
△テイエムプリキュア
△ベストメンバー
◎はトップカミング。
日経新春杯は、33秒台も使えるものの、中距離だと切れ負けして、距離が延びて全体の上がりが34秒台になると決め手の生きるタイプがベストマッチ。
トップカミングの戦績を見ると、まさしくそういう馬。
また、スタミナの要求される長距離ハンデ戦は、条件戦を順調に使われて息を作ってきたタイプから入るのが定跡で、その点からもトップカミングのローテーションはベストと言える。
ゴールドアリュール×サクラバクシンオーという血統は、まったくイメージが湧かないので不安だが、ここは順当を期待する。
相手1番手はサンライズマックス。
この馬も33秒台だと切れ負けするタイプで、34秒台の中庸戦なら確実に走れるのは、天皇賞(春)4着の実績が示す通り。
ここ3走は33秒台の瞬発戦が続いていずれも切れ負けしているが、自身もちゃんと33秒台を使っているのは好調の証明。
また、ステイゴールド×ダンシングブレーヴは、ともに日経新春杯で実績のある血統と言える。
57.5キロのトップハンデを考えて相手としたが、苦にしないような楽勝まである。
相手2番手はメイショウベルーガ。
この馬は33秒台で生きる瞬発系なので、日経新春杯とは微妙に適性が異なるが、順調に使われている強みはある。
牝馬54キロは実質56キロだし、人気もそれなりなのであまり食指は動かないが。
相手3番手はテイエムプリキュア。
走られてから慌てて買うのは最悪の馬券なので、テイエムプリキュアやゴールデンメインをこの人気で買うのはいただけない。
しかし、父パラダイスクリークは、得意条件になるとひたすら走るので、穴を開けた実績がある京都外回りなら押さえておくのも一手。
昨年49キロ→今年54キロも、気分よく走れれば斤量も相手も関係ないことをエリザベス女王杯で証明したので、あまり気にならない。
相手4番手はベストメンバー。
適性的にも血統的にも日経新春杯はぴったり。
が、やっぱり長期休み明けが最大のネック。
順調に使われている馬が有利な長距離ハンデ戦ではあまり買いたい馬でもないが。
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